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ビートルズ『アビイ・ロード』、50周年の次は『レット・イット・ビー』50周年? 映画化も進行中

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InterFM897「Ready Steady George!!」で発売日に発売元のユニバーサルミュージックの担当者・多田行徳氏を迎えてザ・ビートルズの『アビイ・ロード50周年記念エディション』最新エディションを深掘り。『アビイ・ロード』50thの次のビートルズ・プロジェクトについての話も飛び出した。

【George Williams】今日はユニバーサルの多田さんをお迎えしてまして、ビートルズ担当で完成するまでの過程が聴けるなんて最高じゃないですか。
【多田行徳】素晴らしいですね。

【George Williams】どうやって完成したかというのは聴きながらなんとなくね、ヒントは判ったと思うんですけど、ドキュメンタリーですね。
【多田行徳】音楽のドキュメンタリーってワケですね。

【George Williams】今日は『アビイ・ロード』の50周年記念アルバムがリリース日で昨日から『アビイ・ロード』のジャケット写真をラッピングしたアドバスが東京都内を走り回ってますね。リスナーで見たという人もいるんじゃないですか。で調べたら新宿、渋谷、秋葉原、銀座、丸の内、有楽町回っているそうなんですね。

【多田行徳】昨日の9月26日が69年のオリジナルの発売日なんですよ。ちょうど『アビイ・ロード』の誕生日というんですかね。50回目の誕生日ということで、1日前からラッピングを走らせていて、海外でも実はそういう形でLAとかでもセレブレーションが行われていて、日本も同じ形で1日前から、26日が『アビイ・ロード・デイ』で、今日が発売日という形を取らせていただいていると。

【George Williams】『Here Comes The Sun』のミュージックビデオも公開されましたね。
【多田行徳】昨日の夜1時にワールドワイド・プレミアで公開されましたね。

ザ・ビートルズ | The Beatles – UNIVERSAL MUSIC JAPAN

ビートルズ本人たちはこれを作った時点で終わるつもりはなかったんだなという感じがします

ビートルズ50周年シリーズ次は『レット・イット・ビー』

【George Williams】こういう50周年記念シリーズは、これが『アビイ・ロード』じゃないですか。次は『レット・イット・ビー』?
【多田行徳】はい。
【George Williams】どういうものになりそうですか?

【多田行徳】あの、すいません全くインフォメーションがないので、何かは出るだろうなと思いますけど、今の時点では我々もまだ情報はないですね。
【George Williams】映画。

【多田行徳】そう映画の発表はしています。今年の1月に発表したんですけど、膨大な未発表の映像があってピーター・ジャクソンに監督してもらうというのは、今年の1月にもう情報としては公開しています。

【George Williams】それ楽しみですね。膨大なビートルズの誰も観たことのない映像が、どういう映像なんですか? 多分レコーディングは当然ですよね。
【多田行徳】「Get Back」セッションで撮られた映像だと思われるんですけど、それだけ先に発表しちゃったんですよね。

映画『イエスタデイ』公式サイト

監督のビートルズ愛が半端ない映画『イエスタデイ』

【George Williams】観たいよね。ピーター・ジャクソンだから凄い面白そうな映画。うん、面白いというか興味深い作品になるのは間違いないと思うんですけど。

シャウラとビートルズにまつわる映画、もしビートルズというバンドが存在していなかったという映画…。『イエスタデイ』という映画、結構話題になったんじゃないですか、それは多田さんも観ているんですよね。

【多田行徳】この前完成披露試写会がありまして、観させていただいて。そのサントラもたまたま担当しているので。
【George Williams】どうでした、その映画?

【多田行徳】監督のビートルズの愛が半端なくてですね。非常に楽しんで頂けますし。知らない人にもビートルズの曲は割と有名な曲が多いので、そのなかに入っていただければ、素晴らしい映画だと思います。

ポールだけ裸足っていうことと、それからポールが目をつぶっている。で亡くなった方だという、こじつけがですね

TVコマーシャルや日常に溶け込むビートルズの曲

【George Williams】ビートルズ以外の偉大なアーティストの、例えばベスト盤をかけたりすると、音楽がそんなにわからない人でも「あ、この曲は知ってる」「あの曲は知らない」とかね。ビートルズだと、そんなに音楽を聴いて育ってなかった人でも、だいたい全部知っているんですよね。

【多田行徳】そうですよね。要はそれだけ生活のなかに入っているし、今日本だとTVコマーシャルで使っていただいたりとか、色々なところで聴く機会が多いと思うので。非常にそういう意味では、聴けばどこかで聴いたことがある、小学校の教科書にも入ったこともありますし。

【George Williams】僕12歳までイギリスで住んでいて、イギリスの小学校で、遠足のバスの中で子供って歌うじゃないですか。子供頃「We are live in the Yellow Submarine…」って子供でビートルズの曲って知らなくて、何100年も前からある童話というか、そういう歌だと思ってラジオの仕事をはじめて「えっビートルズ」…と。

【多田行徳】しかもリンゴ・スターですからね。
【George Williams】多田さん、また『Let It Be』の時で。
【多田行徳】はい、わかりました。

【George Williams】また会えるんじゃないですか。
【多田行徳】楽しみにしてます、ぜひ呼んでください。(おわり)

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