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ビートルズ『アビイ・ロード』50周年「The End」のギターソロの振り分け部分に違和感を感じる理由

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ラジオ日本「THE BEATLES 10」のビートルズ『アビイ・ロード』50周年記念エディションについて。「「The End」のギター・ソロの振り分けは果たしてこれで良かったのか?」という話題に、カンケがプロデューサーならではの視点で語った。

『アビイ・ロード』50周年「The End」のギターを振り分けがダメな理由

朝から待って10時に届きました。3枚フルで聴いても2時間14分。マラソン選手なら42.195キロを走り終えてしまう時間。あっという間ですがこれから聴きまくります。リクエストはリンゴのドラムの迫力が増してギターソロの振り分けで聴きやすくなった「The End」です。

【カンケ】今回は本当に各楽器がね、よく聴こえてさすが8トラックで最初に録ったアルバムだなと思わせられる話を周りから凄く聴くんですけど。僕、聴いていないんで(笑)。そうらしいですよ噂では。

でもねゆっくり聴いていなんですけど「The End」はヘッドホンで聴いてみたんですけど、俺はじめてジャイルズ・マーティンね。ずっとお父さんがお亡くなりになられてから家督を継いでですね、ビートルズのまあ色々なリミックスやリマスターを手がけている息子さんなんですけども。

彼のやってきたことは『LOVE』からはじまって称賛ですよ僕はずっと……。今回ダメだね……。

【せえしよおゆうこ】何でですか?
【カンケ】この「The End」のギターを振り分けたことが、これはダメですよ。はじめて苦言をジャイルズに…。

【せえしよおゆうこ】喝ですか?(笑)
【カンケ】「喝」ジャイルズちょっと遊んだだろ?と。あのね気にならない人は気にならないと思いますけれど、あれって結局ワントラックに録ってるんで、音が重なっている部分が分離できないんですよ。

だから今回「誰が弾いている問題」とかもあったけどさ、ポールが左側から聴こえてきて、ジョージが右側から聴こえてきて、ジョンが真ん中から聴こえてるっていうふうに分けたんですよ。それは素敵だと思うんです。

だけど、1個のトラックで弾いているから、音が重なっているところが、じゃあポールが弾き終わって、ジョージの弾きてのところにポールの音が残ってるんですよ、これは音楽的じゃない。

これは僕はものすごく気になって、前回のホワイトアルバムでもジョンとヨーコの歌のステレオ定位をね、変えるために、別に同じところに2人がいないように、場所を変えないために切り離してるんですよ。

これもどっちかの声が残っているんですよ、次の移行した方の…。ヨーコの声がジョンの声にかぶさっているのが、それが同じ場所になってれば2人がそこにいて同じマイクで歌っているっていう違和感を感じないんですけど、今回はそれが別の場所になっているんで左にいたポールが右にいたジョージ後ろいいるぞという。

【せえしよおゆうこ】凄い瞬間移動したのかなみたいな。
【カンケ】聴き流せば全然気にならないんですけど、すいません僕は気になりました。

「The End」何に似ているかが好きなものです。当曲ですが、頭のリンゴのドラミングですが細川たかしさんの「心のこり」に似ていると思いますが如何でしょうか?

演歌にもビートルズが多様されているとは、驚きです。ロックバンドで演歌にも影響を与えているのはビートルズぐらいじゃないでしょうか?

【カンケ】そんなことないんじゃないの?と思ったんですよ。
【せえしよおゆうこ】「私バカよね〜」のやつですよね。

【カンケ】大ヒットナンバーですよね。これはたぶん個人差があって僕が聴いたら違うんじゃないかとで、今ちょっとね聴いてみようと思ってですね。それで「似てるっていってもね」ということで今聴いてみようと思う、ちょっとかけてみますね。イントロね、これ見事にイントロなんですよ。

【カンケ】似てるでしょ? 似てたんですよねこれが、これは凄いと思って。もう一回聴くよ。リンゴじゃん、「The End」じゃん、これ今まで全然気づかなかったから。

【せえしよおゆうこ】思いもしなかった。
【カンケ】これリンゴじゃん。
【せえしよおゆうこ】これリスナーさんよく気づいたというか、結びついたというか。

【カンケ】我々「心のこり」のオリジナルバージョンがこれなんだけど、耳にはしてきた訳でそんなこと全然ね。
【せえしよおゆうこ】一ミリも思わなかった。

【カンケ】しかもねもう一個気づいたんですよ。よく僕が今日ソロ10には出てこなかったけどジョンの「Woman Is The Nigger Of The World」があるじゃないですか、あれがいつも「日本の曲に聴こえてしょうがない」イントロが、サックスのソロが、あれもここにちょっと反映されているんですよ。それを先まで聴きますよ。

ほら「Woman Is The Nigger Of The World」でしょ? これが僕小さい頃にたくさん聴いた曲があったんですよやっぱりサックスがブルージーなフレーズで。

これで僕が「Woman Is The Nigger Of The World」が未だに演歌に聴こえるんです。それが全然抜けないの。ここに2つの「心のこり」に2つもあったかってね。サックスのフレーズは似てませんけど雰囲気はわかるでしょ?

【せえしよおゆうこ】わかります。言わんとすることは。
カンケ:いやあこれもの凄い感動して時間割いちゃいましたけど(笑)…。(おわり)

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